2010年12月24日

クリスマスイブの富良野スキー場は・・・

今日、クリスマスイブの富良野スキー場はこんな様子です。
クリスマスイブの富良野スキー場は・・・









ゲレンデをサンタクロースが・・・ピカピカ
天候は、雪。最高気温1℃、最低気温-10℃、積雪量70cmです。

3日目に鑑賞する富良野GROUP公演 マロースについて(予備知識を持って演劇を鑑賞したほうが、感動が倍増する) 
STORY
北海道の中央。
 森に覆われたこの一帯の村落で、不審な野鳥の大量死が発見される。 それは何人かの村民への感染まで疑われ、渡り鳥の運んできた鳥インフルエンザと認定される。付近の鶏にもその影響が出て界隈の養鶏所は閉鎖され、卵の出荷の出来なくなった養鶏業者に自殺者が出る。五月、その被害は更に拡大し、音別川上流域にある水鳥たちの越冬地ペンケ沼でもカモの死体が二羽確認され、それ以上の拡大を恐れた町は、 ペンケ沼一帯に棲息するマガモ、ハクチョウなどを全て一斉に殺してしまう。
 そんな五月の珍しい猛吹雪の夜、森の奥にあるコーヒー店「ブナの森」 に、一人の年老いた遭難者がころがりこむ。老人は記憶を全く失ってしまっている。 「ブナの森」の女主人・リサは、この老人を手厚く介護し何とか一命はとりとめるが、老人は記憶をとり戻さない。
 口さがない店の常連客たちは老人について色々噂するが、 心やさしい女主人・リサは、老人を庇い店に置いてやる。周囲の町には春がとっくに訪れているというのに不思議なことにこの一帯だけ は冬が完全に居坐ったままである。
 そんな時一つの風評が流れる。
 鳥たちの死はインフルエンザ=バード・ウイルスの為ではなく、全く別の原因によるものではないのか、という風評。
 レイチェル・カーソンの「沈黙の春」をヒントに、倉本聰が「ニングル」 に次いで書き下ろした自然と人間を描く小さな神話。

このマロースを上演する富良野GROUPとは・・・

倉本聰氏が主宰する“富良野塾”を卒業し、研鑽を重ねた俳優とライターによる集団です。
“富良野塾”は倉本聰氏が塾長として、プロの脚本家と役者を育成するべく北海道・富良野市の山間に1984年に開塾した私塾で、現在までに375名の若者達が自然と共生した環境の中で“創作”に対する多くのことを2年間の合宿生活の中で学び、卒業生の多くが主に映像の現場で良質の仕事をこなして来ました。

 富良野塾自体としても、倉本塾長が自ら書き下ろし演出した舞台作品の上演が評判を呼び、88年初演の「谷は眠っていた」を皮切りに全国公演を展開するなど、演劇集団としての活動も注目され続けています。富良野塾の舞台作品の魅力の一つに、倉本塾長が長年ドラマの世界で培った映像表現を大胆に舞台に取り入れた点があり、その映像的な独自の舞台空間の表現術は“観せる芝居”として多くの観客の心をとらえ、「今日、悲別で」「ニングル」は言葉の壁を越えて広く海外でも上演され絶賛を持って迎えられました。
 
 2010年春、26年の歴史に幕を下ろした富良野塾。幕を下ろしたと言っても活動を休止するわけではなく、プロの世界で羽ばたき始めた塾生OB達を更にサポートし、本当の実力をつけさせたいという倉本塾長の願いが結実したものです。いわば富良野塾のステップアップで、表現者のプロ集団として心機一転さらなる高みを目指して、倉本塾長以下一丸となって芝居作りに創作活動にと、日々精進しているのが“富良野GROUP”です。

倉本聰・富良野GROUP 公式ホームページ&富良野発演劇定期公演 公式ホームページより引用。



Posted by 記録係です。  at 16:23 │Comments(0)

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